白髪染めの悩みの中でも多くの方が悩んでいるのが色落ちです。この間染めたばかりだというのに色あせを感じたり、キラキラと白髪が浮きでてしまったりと、なかなか染め上がりの髪色を長持ちさせることが難しいというもの。
しっかり染まるように作られている白髪染めが、なぜ色落ちしてしまうのか?色落ちしやすい原因は一体何でしょう?
白髪染めが色落ちしてしまう原因を探ってみましょう。
白髪染めが色落ちしやすい原因は日常生活の中にあった!
口コミなどでも白髪染めに関する情報はたくさんあり、「よく染まる」「キレイに仕上がる」といった人気の商品や話題の商品が確かにあります。
ですが、白髪染め後のキレイな髪色をキープするためには、商品選びよりも染めた後の日頃のヘアケアがポイントです。
◆水
白髪染めが色落ちしてしまう原因にはさまざま要因があるとされていますが、なんと最大の原因は「水」!! 髪は水分を吸うことで膨らむみ、その時に毛髪組織の隙間をぬって色が流れでてしまうのだそうです。
髪が水に触れる時間を出来るだけ短縮して、洗い流さないトリートメントなどでキューティクルをしっかり保護しましょう。
◆シャンプー
シャンプーには、洗浄力が強く界面活性剤が主成分の高級アルコール系シャンプー、安全性の高い石けん素地が主成分ながらアルカリ性のため髪が膨潤してしまう石鹸系シャンプー、髪の主成分であるタンパク質を構成するアミノ酸から作られているアミノ酸系シャンプーなどがあります。
シャンプーとひとことにいっても、洗浄力の強いものは色落ちを加速させてしまう傾向があります。染めあがりのキレイな髪色を長持ちさせるためにも、ヘアカラー用のシャンプーを使用するのがおすすめです。
◆髪の傷み
髪が傷むとキューティクルの層が剥がれやすくなり、髪の内部に浸透した染毛料がキューティクルの隙間から流れ出やすくなります。髪が傷んでいると染まりが良いともいわれますが、色落ちも早いです。
パサツキやゴワつきなどの髪の傷みを感じたり白髪染めをした後は、しっかり髪の補修ケアや保護ケアをお忘れなく。
◆紫外線
春先から夏にかけて強くなる紫外線は髪にもダメージを与え、その強さは顔の5倍~10倍になるといわれています。日焼けによりメラニン色素を退色させたり、主成分であるタンパク質の結合を壊すため、キューティクルが乱れて色落ちしやすい状態になってしまいます。
帽子や日傘などで直射日光を避けたり、UV効果のあるヘアクリームや髪にも使えるスプレータイプの日焼け止めの使用がおすすめです。
◆パーマ
白髪染めとパーマに使われているそれぞれの薬剤同士の影響で、白髪染めが色落ちしてしまったりパーマがかかりづらいということがあります。
それぞれを行うタイミングについては、美容師さんに相談するのがベストですよ。
白髪染めが色落ちしてしまう原因はなにげなく過ごしている日常生活の身近なところにあるんですね。(焦)
せっかく染めてもムダに色落ちさせてしまっては本当にもったいないので、できることから取り入れて染めあがりのキレイな髪色をできるだけ長くキープしましょう♪
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ