市販されている白髪染めの多くは1箱でショート~セミロングの長さを染めることができ、ロングの場合は2箱必要になります。
髪の長さや白髪の量だけでなく、全体染めをしたいのか、部分染めをしたいのかによっても必要な量が違ってきますが、1度の白髪染めでちょうど使い切れるという人はまずいないと思います。
使い切れずに残った白髪染めを捨ててしまうのはもったいない!
ムダ無く使い切るためにも、残りをとっておける白髪染めがおすすめです。
白髪染めには残りを保存できるものとできないものがあります
主流のクリームタイプや液体タイプの白髪染めはどちらも1剤と2剤を混ぜ合わせて作った染毛剤を使用しますが、クリームタイプは必要な量だけチューブから出して混合させられるので、チューブに残っている分はそのままキャップをしっかり閉めておくことで保存が可能です。
しかし、液体や乳液タイプのようにボトルに入った1剤2剤を全て使って混合液を作るものは、原則使い切りとなっているので保存ができません。混合液をそのままにしておくと、時間の経過とともに染毛効果が無くなり、容器内にガスが発生して破裂する危険性もあります。
もったいない気持ちはわかりますが、混合液が残った場合は十分な量の水で洗い流してすみやかに処分しましょう。
その他にも、ワンプッシュで1剤と2剤が分かれて出てくるものや、1剤式の泡タイプのものも残りをとっておける白髪染めです。カラートリートメントも必要なときに使えて便利ですよ。
ただ、開封後はどうしても劣化が始まってしまいます。保存方法や保管場所によっても差がありますが、できるだけ3ヶ月以内に使いきるようにして下さい。遅くても6ヶ月以内には使いきりましょう。
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ