ひとことに白髪染めといっても、市販されている白髪染めは特徴の違ういくつかのタイプに分かれています。
代表的なのは「液体・乳液タイプ」「クリームタイプ」「泡タイプ」で、最近では「シャンプー・トリートメントタイプ」が女性に人気があります。古くからある「粉末タイプ」は現在も販売されていますし、一時的に染められる「白髪隠しタイプ」などもあります。
それぞれ使い方や染まり方に違いがあるので、その特徴を知ったうえで自分の理想の白髪染めを使用することをおすすめします。
美髪に染まる白髪染め選びの基本とタイプ別白髪染めの特徴
なぜ、こんなに白髪染めの種類は豊富なのか?
なぜ、タイプがいろいろとあるのか?
とりあえず良さそうなのを選んで、とりあえず使っていると・・・
思っていたような染めあがりにならず、結局は時間や費用が無駄になてしまいますよ。(泣)
ま、そこまで大げさにする必要はありませんが、せっかく白髪を染めるわけですし美髪に染めたいなら白髪染め選びの基本をここでおさえておきましょう。
白髪の生え方や量には個人差があります。ということは、白髪をどのように染めたいかにも個人差があるわけです。分け目や生え際の部分的な白髪をなんとかしたい人もいれば、頭全体に増えた白髪をなんとかしたい人もいますよね。
それぞれ、どのように染めたいかによって扱いやすく染めやすい白髪染めのタイプが違ってきます。まずは、自身の白髪の量や理想の染め方をしっかり把握しておくのがポイントですよ。
そして、40代ならではのさまざまな髪の悩みを解決するためには、ただ白髪が染まるだけの白髪染めではダメです!
美容成分や髪の補修効果の高いトリートメント成分などが配合された、白髪を染めると同時に「ツヤ」「まとまり」「ボリューム」が手に入れられる白髪染めを選びましょう。
若々しい印象の髪は見た目年齢を5歳若返らせるといいますからね♪
タイプによって違う白髪染めの特徴を知って理想の染め方に合わせて選ぼう
◆液体・乳液タイプ
髪になじみやすく伸びがいいので、髪全体の白髪をムラなく染めたい方や髪の長い方におすすめです。使いやすいくし形になったノズルもあり、髪をとかすように使えるものもあります。
◆クリームタイプ
白髪に1本1本しっかり密着してくれるので、液体・乳液タイプのように他へ流れてしまう心配がなく、髪の根元や生え際を染める部分染めに向いています。
付属のブラシやハケを使って気になる白髪部分に塗ります。
◆泡タイプ
もっちりとした泡が白髪の1本1本に密着し、液だれの心配がなく髪全体に揉み込むようにして使うことができるので、見えにくい後頭部の方まで泡が行き届きます。
隠れている内側の白髪にも根元までしっかり染めてくれるので、初心者にも扱いやすく全体染めにも部分染めにもそれぞれに対応してくれるすぐれものです。
◆カラートリートメントタイプ
使うたびに徐々に白髪を染めるものなので即効性はありませんが、周りに気づかれずに白髪が自然に染まり、トリートメント効果で美髪も同時に手に入れられます。
通常の白髪染めと併用することで、色落ちや伸びてくる根元の白髪を気にすることなくキレイな髪色を長持ちさせることができます。
◆粉末タイプ
粉末の白髪染めを水で溶いて使用します。粉末状で保管しやすく必要な量を小分けすることも可能で、アンモニアを含まないため白髪染め独特の刺激臭がなく体にやさしいのが特徴です。
自然由来の成分で作られた髪や頭皮にやさしい「ヘナ」はインド原産のハーブの1種で、白髪を染めるだけではなくトリートメント効果もあり、髪にハリツヤを与える効果があります。
◆白髪かくしタイプ
マスカラ型・ファンデーション型・ペン型・スプレー型など種類も豊富にあり、シャンプーで洗い流すことのできる一時的な白髪染めですが、中には使うたびに白髪を染めていくタイプもあります。
お出かけ前に生え際や分け目の白髪をサッと隠すことができるので、1つ持っていれば「いざ!」というときに役立ってくれる大変心強いアイテムです。
全体染めや部分染めなどの目的別に使い分けることで、髪や頭皮に負担が少なく美しい髪色をキープすることができます。白髪染めのタイプをしっかり把握して賢く使い分けましょう。
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ