40代女性にとって老け見えの原因となる白髪は大敵! 1本あるだけで気分もドーンと落ち込みますよね?
「今すぐ染めたい!」「美容院へ行く時間がない!」という時に、手軽に染めることのできる市販の白髪染めは無くてはならない必須アイテムです。
でも、気になるのは市販の白髪染めは髪が傷みやすいと言われていること。これから何年と白髪染めとの付き合いが長くなることを考えると、実際はどうなのか気になるところですよね?
市販の白髪染めを使ったあと髪にパサツキやゴワツキを感じる原因
そもそも、市販の白髪染めは誰が使っても短時間でしっかり染まるよう、各メーカーがさまざまな工夫をこらして作っています。
素人でも扱いやすいよう薬剤の調合も簡単で、多くの白髪染めは1剤と2剤を混ぜ合わせるだけだったり、混ぜる必要のない完全1剤式のものまであります。
手間なくどんな白髪でも染まるよう作られているのが市販の白髪染めの良さですが、染まりの良い強めの薬剤が使われていることが多く、個人の髪の状態に合わせて薬剤を調合できないため、場合によっては髪への負担が大きくなってしまい髪が傷む原因となることがあります。
さらに、白髪染めによっては染めあがりの髪色を均一にする目的で黒髪の色を抜く脱色剤が使われているため、キューティクルに大きなダメージを与えてしまうことも。
それらの薬剤の影響でキューティクルが傷むと、髪のタンパク質や水分が抜けやすくなりパサツキやゴワツキといった手触りの悪さや、ツヤやまとまりがないという見た目の悪さを感じるようになるのです。(泣)
市販の白髪染めはキレイな染めあがりになるよう考えられて作られてはいますが、白髪が染まる反面少なくとも髪には負担がかかるということです。
なら、美容院の白髪染めなら髪は傷まない?
実は・・・市販されている白髪染めも美容院の白髪染めも、大なり小なり髪にダメージを与えてしまうのは同じです。
というのも、市販の白髪染めも美容院で使われている白髪染めも薬剤や染まる仕組みに大きな違いはなく、どちらも繰り返すことで髪に負担がかかってしまいます。
ただ、髪のプロである美容師はその時の髪の状態に合わせて薬剤を調合し、染めた後には補修ケアや保湿ケアを行います。美容院で白髪染めをした場合、髪に負担が少ない方法で白髪を染めて、しっかりアフターケアしてくれるので手触りや仕上がりに違いが出るのです。
市販の白髪染めも種類が豊富で価格も数百円からありますが、やはり使われている成分によっては2,000円~3,000円の高価なものもあり、最近では美容成分や頭皮ケア成分が配合されたものが増えています。
市販の白髪染めでも使われている成分やアフターケアをしっかりすることで、髪のダメージを軽減できます。傷んだ髪のままではでは色が抜けやすくなってしまうので、正しい食生活やヘアケア方法を取り入れて健康な美髪をキープしましょう。
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ