生え際や分け目の少量の白髪をピンポイントで染めることができる白髪かくしは、1つ持っておくといざという時に役立つとても心強い白髪ケアアイテムです。
ひとことに「白髪かくし」といっても細かく染めるものから広範囲を染めるものまでタイプに違いがあり、ほとんどはシャンプーで洗い流すことのできる一時染めですが、中には使い続けることで少しずつ白髪を着色していくものまであります。
白髪かくしを選ぶ時のポイントと使い方のコツを見てみましょう。
白髪かくし選びのポイントと使い方のコツ
ポイントその1 自分の白髪の量や生え方を把握する
白髪の量や生え方は人それぞれで、数本まばらに生えている場合もあれば、まとまって生えている場合もあります。
白髪かくしは1本1本に塗りやすいマスカラタイプから広範囲に向いているスプレータイプまであるので、まずは自分の白髪の量や生え方を把握したうえで白髪かくしを選ぶと扱いやすくキレイに仕上がります。
ポイントその2 白髪かくしの種類とそれぞれの特徴を知る
白髪かくしの種類を分類すると次のようになります。
◆マスカラタイプ
ブラシ部分が白髪の1本1本にからみやすい構造になっているので、数本程度の白髪にピンポイントに塗ることができます。
◆筆タイプ
ハケ状になったブラシ部分に染毛料がしみ出し、白髪部分をなぞるように塗布します。
◆マーカータイプ
染毛料が染みこんだマーカーは液だれがなく、マーカーが地肌に直接つかないコーム状の構造になっているので汚れる心配がありません。
◆ファンデーションタイプ
顔につけるファンデーションと同様にスポンジにとって髪に塗ります。頭頂部の広範囲に向いていて白髪だけでなく薄毛を隠す効果もあります。
◆スプレータイプ
セットした後の頭頂部の広範囲の白髪に吹きつけて使います。白髪だけでなく薄毛が気になる方にもおすすめです。
ポイントその3 理想の染め方で選ぶ
白髪隠しの種類とそれぞれの特徴を見てもらえばわかるように、白髪をさっと隠す目的は同じでも白髪の量や範囲によっては向き不向きがあります。
どこを染めたいのか、どのように染めるのが理想なのかをあらかじめ決めておけば、スムーズな白髪かくし選びができますよ。
白髪かくしの使い方のコツ
髪が濡れた状態で白髪かくしを使うと着色しにくく色落ちしやすくなってしまうので、必ず乾いた髪に使用して下さい。また、塗布後もしっかり乾かすことが重要です。乾きが十分でないと顔や手、服などを汚してしまう可能性がありますよ。
商品によっては汗や水に強いウォータープルーフタイプもあり、雨の多い梅雨時期や汗をかく夏にぴったりなものもあるので要チェック!
白髪かくしはあくまでも一時的に白髪を目立たせなくするものなので、通常の白髪染めとの併用をおすすめします。伸びてきた気になる白髪部分に白髪かくしを使うことで髪や地肌に負担が少ない白髪ケアができますよ。
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