クリームタイプ、液体・乳液タイプ、泡・ムースタイプ、トリートメントタイプなど、ひとことに白髪染めといってもその種類や特徴はさまざまです。
それぞれのタイプ別に扱い方や染まり方が違い、染めたい場所や白髪の量によっては向き不向きがあるため、場合によっては理想どうりの染めあがりにならないことも。
白髪染めをする際は、どの部分をどのように染めたいか、白髪の量や髪の長さはどのくらいか、必要な白髪染めの量はどれくらいか、などを把握したうえで条件に合う白髪染めを選ぶとキレイに染めることができますよ。
白髪染めのタイプと特徴を知って上手に使い分けよう
◆クリームタイプ
昔からある白髪染めの定番タイプです。塗ったその場に留まって気になる白髪の1本1本に密着してくれるので、根元や生え際の白髪をしっかり染めることができます。
1剤・2剤を必要な量だけ混ぜて使うものや、ワンプッシュで2つの薬剤が出てくる混ぜる必要のないものなどがあり、残ってしまた場合でも次回に使うことができるので、髪の短い方や白髪の量が少ない方、伸びてきた白髪などの部分染めに向いています。
◆液体・乳液タイプ
昔からある白髪染めの定番タイプです。1剤・2剤を混ぜ合わせて作る混合液は髪全体になじみやすく毛先にまで薬剤が伸びるので、髪の長い方や白髪の量が多い方、一度に全体をしっかり染めたい方に向いています。
ただ、混合液は保存ができないため原則使い切りです。
◆泡・ムースタイプ
誰でも簡単に染められると人気のタイプです。染めている間も液だれの心配がなくスタイリングするように扱いやすいので、白髪染め初心者の方や自宅での白髪染めが苦手な方、見えにくい後頭部までムラなく髪全体をしっかり染めたい方に向いています。
残りは取っておけるので、必要な量を必要な時にワンプッシュで扱えるのがいいですね。
◆カラートリートメントタイプ
新たな白髪染めとして女性に人気のタイプです。通常のヘアケア商品と同様に洗髪ついでに使えるので染める準備や片付けが必要なく、時短で済ませることができます。
傷んだ髪の補修効果が高く刺激の少ない薬剤が使われていることから、肌が弱く髪や頭皮に優しい白髪染めとしてとくに女性に人気があります。
目的に合わせて上手に使い分けると、染めやすさや仕上がりの違いを感じることができます。ご自身にぴったり合う美髪に染まる白髪染めを見つけて下さいね。
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ