40代女性の必須アイテム!美髪に染まる白髪染め選び

どうせ白髪を染めるなら若々しいハリツヤのある美髪に仕上げたいですよね?せっかく白髪を染めてもパサツキやボリュームのない髪は老け見えの原因になってしまいます。さまざまな髪の悩みが増え始める40代女性だからこそ若々しい美髪に染まる白髪染めが必須!おすすめの白髪染めや美髪づくりのコツをご紹介します♪

白髪染めはどれを使っても同じ? 種類や成分で差がでる染めあがりの違い

白髪ケアといえば自宅でできる白髪染めが簡単な方法ですが、染めあがりの髪がパサついたりゴワついたりした経験はありませんか?

その原因の1つに、白髪をしっかりと染めるために使われている酸化染料や、黒髪の色を抜いて髪色を均一にするために使われている脱色剤などの薬剤による影響が考えられます。

かといって白髪をそのまま放置するわけにもいかず・・・(苦笑) 
白髪染めはどれを使っても髪を傷めてしまうのでしょうか?


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白髪染めに使われている薬剤の種類によって染めあがりが違います

そもそも、見た目に美しい髪のツヤやしなやかさの印象は、髪のキューティクルが整っているかいないかで大きく違ってきます。

白髪染めに使われている薬剤によってはキューティクルにダメージを与え、髪のタンパク質や水分が抜けやすくなることからパサツキやゴワツキを感じるようになってしまうのです。

基本、どの白髪染めも白髪がしっかり染まるように改良され、美髪に染めあがるように考えて作られていますが、白髪染めに使われているヘアカラー剤の種類は大きく分けて3つあり、それぞれ特徴や染まり方に違いがあります。

その違いを知って、染めたい場所や白髪の量、髪のコンディションに合わせて使い分けると髪や頭皮への負担を軽減できます。これからの白髪染め選びの参考にしてくださいね。


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染まり方や色持ちが違うヘアカラー剤の種類3つの特徴


◆アルカリ性酸化カラー

美容院や市販のヘアカラー剤に多く見られるタイプです。主成分として毛髪の内部までしっかり染まるパラフェニレンジアミンなどの酸化染料が使われ、「白髪染め」や「おしゃれ染め」の豊富なカラーバリエーションを実現させることが可能です。

黒髪と白髪の髪色を均一に染めるために黒髪のメラニンを脱色し、キューティクルを開いて染料を内部まで浸透させていくので、髪全体の色を統一して髪の中心までしっかり染まって色落ちしにくいのがメリット。

しかし、アルカリ度が強いぶん髪や頭皮がダメージを受けることもあります。さらに、ジアミン系の酸化染料は体質やその日の体調によってアレルギー反応を起こしやすいとされているので、使用前には必ずパッチテストを行う必要があります。



◆ヘアマニキュア

爪に塗るマニキュアと同じように髪の表面に着色するタイプです。主成分は化粧品に使用される酸性染料で、ジアミン系の酸化染料に対してアレルギー反応を起こす人や敏感肌の人におすすめです。

ただし、染料が髪の表面やごく浅い部分に着色するだけなので、酸化染料のヘアカラーで染めた場合に比べて色落ちしやすく、染めてすぐは薬剤の影響でパーマがかかりづらくなる場合があります。



◆塩基性カラー

近年人気の白髪染めシャンプーやヘアカラートリートメントなどがこのタイプです。主成分はプラスの電荷を持つ水溶性染料で、髪の表面のマイナス部分に結合することで着色します。また、イオン結合で染毛する白髪染めもこのタイプで、髪や頭皮に負担が少なく優しい白髪染めとして注目されています。

塩基性カラーそのものの分子が大きく毛髪に染料が浸透しにくいため、分子が小さくキューティクルを開かなくても染料が浸透するHC染料を一緒に配合した商品が多いです。

ただし、染毛力は弱く即効性がないので白髪が染まるまでには数回使い続ける必要があります。染料が髪の中心まで届きにくいため色持ちはあまり期待できません。


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いかがでしたか? 染毛料の種類によってそれぞれ染まり方の違いや特徴、色持ちの差などがあることがわかりますよね?

よく染まる白髪染めとはどういったものなのか、自分にはどのタイプの白髪染めが必要なのか、ひとことに白髪染めといってもなかなか奥が深いです。(笑)

1つのタイプにこだわって使い続けるのもいいですが、これらを上手に併用することでそれぞれのメリットとデメリットを上手に補い合ってキレイな髪色をキープすることができます。

髪や頭皮のダメージを最小限にとどめて、白髪のない健康的な美髪を目指しましょう♪


⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ