リタッチとは、全体染めからしばらくたって新たに伸びて目立つようになった根元の白髪だけを染めることを言います。
髪は1ヶ月に約1cm伸びるとされているので、どんなにキレイに白髪を染めても1ヶ月~1ヶ月半ほどで分け目や生え際などの新たに伸びた白髪が目立つようになってしまうんですよね・・・(悲)
そのたびに毎回全体染めをしていては手間や時間もかかるし、染める必要のない髪への負担も大きくなってしまいます。だからこそ、伸びた白髪部分だけを染めるリタッチで美髪をキープしましょう。
知っておきたいリタッチのメリットとデメリット
髪が伸びてきた白髪部分だけを染めるリタッチですが、メリットとデメリットがそれぞれあります。
◆リタッチのメリット
- 残った白髪染めをムダなく使える
残りをとっておけるタイプの市販の白髪染めなどを使って全体染めした後、新たに白髪が目立ち始めたら残りの白髪染めをリタッチにムダなく使えます。
- 時短で染められる
新たに伸びて目立つようになった根元の白髪だけを染めるので、全体染めに比べると範囲が少なくかなり時短で染めることができます。
- 髪が傷みにくい
白髪染めを繰り返すと髪への負担が大きくパサツキや傷みの原因になりますが、
新たに伸びてきた白髪部分だけを染めることで髪へのダメージを軽減できます。
◆リタッチのデメリット
- 同じカラーで染めなくてはいけない
前回の残りの白髪染めを使ったり同じ商品を使うぶんには問題無いですが、メーカーやカラーが違うと新たに染めた部分の境目が目立ってしまいます。
- 同じカラーに染まらない場合がある
染める時の室温や放置時間の違い、明るめのカラーで染めている場合など、前回と同じカラーに仕上がらない場合があります。
2ヶ月に1度全体染めをして、その間目立つようになった根元の白髪にリタッチをすれば、髪に負担が少なく白髪を染められて美髪がキープできます。
白髪染めは髪の長さや染める白髪の量によってもそれぞれに必要な分量が違ってきますが、リタッチをお考えであれば全体染めの時から残りをとっておけるタイプの白髪染めを選ぶのがベストですよ。
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