市販の白髪染めを使って自分で染めた経験がある方ならわかると思いますが、自分の髪とはいえ鏡を見ながらの作業はなかなか苦戦しますよね?
確認しやすいおでこ部分の生え際や頭頂部の分け目はまだ大丈夫ですが、見えにくい耳周りや後頭部側になると感覚で塗っていくしかない感じです。とくに髪が長いと思うように白髪染めが塗れず大変。薬液が飛び散って周囲を汚してしまうこともあります。(泣)
自宅で白髪を染めている方でもセルフカラーリングに苦手意識がある方は多いと思いのでは? 白髪が染まるとはいえ毎回このような思いをしたくないですからね。
白髪染めの作業効率をあげて失敗なくスムーズに終わらせるために、あると便利なお役立ちアイテムをご紹介します。
ヘアクリップで髪をブロック分けしてムラなく染める!
髪全体を小分けすれば塗りにくい後ろ側も染め残しがありません。その時に便利なのがヘアクリップです。通常のヘアピンでは挟み込める髪の量が少ないですが、ヘアクリップだと小分けした分量の髪を挟み込めて扱いやすいのでおすすめです。
まず、髪全体を5つのブロックに分けます。①②センター分けをした前部分、③④センター分けした後ろ部分、⑤後頭部からえり足部分、それぞれをヘアクリップで
ブロック分けしたら染まりにくい後側から前側に向かって染めると良いですよ。
ただ、白髪の量が多い部分や目立つ部分、新しく白髪が伸びてきた根元部分へは先に塗り始めると染まりが良いです。白髪染めを塗るタイミングをずらすことで髪全体をムラなく染めることができます。
古新聞や古タオルで汚れ防止!
手や服は汚さないためのビニール手袋やケープが白髪染めに付属していることがほとんどですが、意外と汚しやすいのが周囲の床や壁です。
気が付かない間に白髪染めが飛び散ってしまい着色することがあります。これがまた時間がたってしまうと落ちにくくなって厄介なんですよね~。(苦)
そこで、事前に古新聞や古タオルをできるだけ広範囲に敷いておくのがおすすめ! せっかくキレイに染まったのに後片付けで時間をとられるのは嫌ですから、汚れ防止策をとっておきましょう。
お風呂場で白髪を染める場合は、乾いた床や壁だど着色しやすいのであらかじめ濡らしておくと良いですよ。白髪染めが飛び散っても汚れを落としやすくなるメリットがあります。
パッチテストでの確認と保湿クリームで肌荒れ防止!
アレルギー反応が出ないかを事前に調べることのできるパッチテストですが、これまで肌トラブルがない方は意外とスルーしてしまいがち。前回が大丈夫だったとしてもその日の体調によってはアレルギー症状が出ることもあるので、毎回パッチテストをお忘れなく!
そして、白髪染めが付着しやすい生え際、耳周り、えり足には、念のため保湿クリームを塗っておくと肌荒れ防止や着色予防にもなります。ただ、髪に保湿クリームが付いてしまうと白髪染めを弾いて染まりにくくなるので要注意!
⇒ 白髪染めを色落ちさせない工夫やコツ