鏡を見ながら自分で白髪染めをすると、どうしても頭頂部や後ろ側などが見えにくく染めにくいですよね? 染め残しのないようにアレコレ苦戦していると、決められた時間よりも放置時間が長くなりがちです。
気になる白髪をしっかり染めたいのはわかりますが、白髪染めを塗布してからの時間が必要以上に長くなってしまうとデメリットの方が大きくなるので要注意!
市販の白髪染めを使うときに気を付けたいこと
市販されている白髪染めは美容院で使われているものに比べて短時間で染まるように作られています。誰が使ってもキレイに白髪が染められる反面、強めの染料が使われていることが多く、髪色が明るく染まる白髪染めは更に強い薬剤が使われています。
そのため、染料が髪や頭皮に接する時間が必要以上に長くなってしまうと髪や頭皮にダメージを与えて、パサつきやゴワつき、頭皮トラブルなどを起こしかねません。
せっかく白髪を染めても美髪に仕上がらならなければ、これまでの手間や費用が無駄になってしまいます。
もちろん白髪染め選びも大切ですが、自身の髪質や商品の使い方、染める場所の環境などをきちんと把握することも美髪に染める秘訣です。
満足のいく染めあがりになるよう、自宅での白髪染めで気を付けたい4つのポイントをおさえておきましょう。
白髪を美髪に染めるポイント4つ
自宅での白髪染めで美髪に染めるためには、染める前に確認しておきたい重要なポイントが4つあります。
①髪質
髪質には太い・細い・硬い・やわらかいなどの個人差があり長さや白髪の量もそれぞれ違います。まず最初に自分の髪質を知ることで、自分に合った白髪染め選びや色選びをスムーズに行うことができます。
髪質が細く軟毛タイプは染まりやすいので希望の色より1トーン暗いものを選び、髪質が太く硬毛タイプは染まりにくいので希望の色より1トーン明るいものを選ぶといいですよ。
また、白髪染めには黄味系と赤味系があり、軟毛タイプの方は黄味系と、硬毛タイプの方は赤味系と相性が良く自然と馴染むキレイな染めあがりになります。
②温度
染める場所の温度によっては染めあがりに違いがあり、暖かい場所では染毛料が反応しやすいため染まりやすくなり、寒い場所では染毛料が反応しにくいため染まりにくくなります。
白髪染めの保管状況によってもに温度によって染まり方に違いが出るので、理想の温度である20~30度の環境でしばらく置いてから使用するといいですよ。
③放置時間
それぞれの白髪染めによって放置時間に違いがあるので、使用方法をしっかり確認しましょう。髪質が太く硬毛タイプの方は5~10分長めに放置時間を調整する必要があります。
④塗布量
白髪は生えている場所によっても染まり方に違いがあり、白髪が多い場所にはたっぷり塗布してあげるのがポイントです。白髪染めを塗布していく順番や量を工夫することでキレイに染めることができますよ。
泡タイプの白髪染めは空気を含んで量が多く見えるため、塗布する量が少なくなりがちです。結果、染まらないと感じることもあるので思っているよりもたっぷり塗布するぐらいがちょうどいいです。
しっかりポイントをおさえて自宅での白髪染めをマスターしましょう♪
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